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第3海兵師団(だいさんかいへいしだん、)は、アメリカ海兵隊の師団の一つ。第3海兵遠征軍所属。司令部は沖縄県うるま市キャンプ・コートニー。アメリカ海兵隊で現役である3個海兵師団の中では、唯一アメリカ本土以外に司令部および主力部隊を展開している。また、沖縄にいる海兵隊の大多数は同師団か、上級司令部にあたる第3海兵遠征軍所属の部隊である。 == 歴史 == 創設は1942年9月16日。多くの将兵を第2海兵師団から抽出する形でカリフォルニア州サンディエゴで編成された。 太平洋戦争では、4個海兵連隊を基幹兵力とし、1943年11月のブーゲンビル島の戦いに投入されたのを皮切りに、グアム、硫黄島の戦いなどの激戦に参加、多くの損害を出している。終戦時は、日本本土上陸に向けて、グアムで再編成中であった。大戦終結を受けて1945年12月28日に編成解除されている。 朝鮮戦争が開始されると、1952年1月7日にカリフォルニア州キャンプ・ペンドルトンで復帰編成された。直接戦地には展開せず、主に補充兵の提供や、前線に展開していた第1海兵師団の後方支援を行った。 ベトナム戦争にも参加し、多くの作戦に従事した。1967年11月14日、師団長だった少将は、搭乗していたヘリの墜落により戦死している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「第3海兵師団 (アメリカ軍)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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